IARC について

Hall of Flags

国際北極圏研究センターは日米政府の資金を受け、1999年に日米間の共同研究推進を目的として設立されました。研究費は、日本側からは海洋研究開発機構(JAMSTEC)および宇宙航空研究開発機構(JAXA)、米国側からは米国立科学財団(NSF)および米国海洋大気局(NOAA)より直接支援を受けています。世界各国の20以上の研究所、60人を超える科学者との共同研究を通じて協力、お互いの理解を深め、センターの目的(上述)を果たす努力を行っています。 詳しくは、こちら(IARCのあゆみ)

北極圏の科学は現在、重要な転機を迎えています。気候変動が実際顕著に起こっているという事実、また生態系は北極圏が温暖化するにつれ、それに対応するよう変化しているという事実はすでに実証されています。現在、これらの変化をもたらす原因を究明し、物理学的、生物学的要因の相互依存関係、温暖化・寒冷化をもたらす相互作用のメカニズムを定量的に解明することに努力を集中する時期に来ています。しかし、それは一国あるいは一研究所が単独で解明できるような問題ではありません。そのため、国際北極圏研究センターは、北極圏の環境変化の研究を国際間の共同研究を推進することによって、その役割を果たす努力を行っています。

国際北極圏研究センターは ユニークな立場にあります。当センターは 、アラスカ大学、アラスカ州、さらには米国及び国際的に貢献することを目指しています。そのため、1)様々な分野および国にまたがる研究、2)各国の研究者、学生間の様々な分野にまたがる研究プログラムのコーディネートなど、 各レベルの研究を統合するプログラムの推進を行っています。当研究センターは種々の北極圏研究プログラム、特にアラスカ大学各校のプログラムを統合し、コーディネートするセンターとしての役割を担うとともに、世界中の北極圏研究のリーダーとしての役割も果たしています。具体的には例えば、国際極年(IPY)に関連する研究において中心的役割を果たすことです

また、国際北極圏研究センターは若い研究者のための夏期集中講座、研究の統合についてのワークショップを行い、好評を得ています。また、幼稚園生から高校生にわたる様々な科学研究教育プロジェクトも行っています。詳しくは、こちら(教育・地域活動)

国際北極圏研究センターのある赤祖父ビル(Syun-Ichi Akasofu Building)は、アラスカ大学フェアバンクス校構内のウェストリッジ(West Ridge)にあります。赤祖父ビルからは美しいTanana Valleyが見渡せます。